2011年1月25日火曜日

予報精度の限界とは・・


こんにちは、Bula Vinakaです。
都内は久しぶりにパラリ・・と雨が降っても、
まだまだカラカラ湿度が続いています。

日本全国、夏はあんなに灼熱だったというのに、
冬はこんなにもの大雪。
本当に地球はどうしてしまったのでしょうか。

今日は、南太平洋のお天気、気象観測のお話です。

南太平洋は、今は日本と逆の夏。
常夏の嬉しい季節なのですが、日本でもあるように・・
熱帯性の台風が来る可能性もある季節なんです。

もちろん、ある年も、無い年も・・
こればかりは、、本当に申し訳ないことですが、
予測をすることは不可能な気象現象です。


実は、つい先日の1月。
ニューカレドニアに台風が発生しました。
急なことで、低気圧から突然の台風化。

その時にご出発となってしまった、多数のお客様のことは、
安全面を何より第一に、案じておりましたが、
何よりも無事に帰国して下さって、ほっとしておりました。

ご旅行先でのことは、予定通りでない事も多かったことと、
お気持ちをお察しするばかりですが、
本当に皆様、お怪我など無くそれが何よりでした。

今回も急な台風化だったのですが、
南太平洋の気象の予想というものは、
実は、少し難しいところもあることがわかりました。

フィジーのお隣、トンガの気象局のブログ。

なんと、日本人の方のされているブログがあり、
日本語で詳しく南太平洋の気象予想について・・
書かれてありました。

■  ■  ■  ■  ■

〜〜予報精度の限界を感じる時〜〜トンガ気象局より

・・しくみはすばらしいのだと思うのですが、
南太平洋一帯の観測は、島が点在しているために
かなり限定されたものになっています。

サイクロンの観測は、そのほとんどが気象衛星画像によるものです。
それに、日付変更線付近では、日本の衛星もアメリカの衛星も

観測範囲の周辺部になるので、観測精度が今ひとつだと思うのです。

レーダー観測網や地上観測網、高層観測網などの
観測インフラが異なるので、現況の理解だけでも制限があり、
それを数値予報にしても、予報精度としても限界なのだと思います。

ほどほどに正確な情報として利用してもらえれば良いのですが、
それって、できるのかな〜〜

http://blogs.yahoo.co.jp/go5tonga/27935595.html

■  ■  ■  ■  ■

気象局の方の記事ですが、
南太平洋の観測の状況が、衛星の精度なども含めて、
少し詳しくわかりました。

なかなか・・日本の天気予報、先進国の天気予報と同じようには、
残念ながら予測が出来にくいようです。


今もトンガには台風が来ていて、
国際空港を含めて、国内線も空港は閉鎖になっているようです。

安全のためには・・
やはり無理はしてほしくない。切実にそう思っています。
日本でも台風での空港閉鎖が時にありますが、
やはり、安全第一。

一番に、そう思っています。

雨もあり・・
もちろん、素晴らしい快晴もあり。
全てのお客様に、ピーカンのお天気の南太平洋をお届け出来たなら
どんなに良いか・・と思う、今日この頃です。