2010年9月25日土曜日

メケショー&イサレイ


こんにちは、Bula Vinakaです。
今日はフィジーの「音楽と踊りの総合芸術」と言われる 
“メケ”について、ご紹介したいと思います。

現在はホテルで開催されるショーなどで
披露されることが多いメケですが、
フィジーの総合芸術・・と、いわれる通り
古くから伝わる物語が、歌と踊りの中に伝承されています。

迫力満点!!
そして素朴で温かな魅力もあり、
自分でも何度繰り返して見ても感動してしまいます。


メケには男性の踊りと女性の踊りとがあり、
それぞれ一曲ごとに交代で披露されます。

男性によるものは、
かつて男性が戦いの前に、
勇気を持って自分たちを奮い立たせるためのもの。

槍などの武器を持った踊りは、
勇壮で素晴らしく、
戦いの様子を再現したものだけに、迫力満点です。


一方、女性によるものは、
無事に帰還する戦士たちを迎えるため、
そして来客をもてなすためという意味合いがあります。

葉や貝殻で着飾り、タパを身にまとい、
手と首を使った柔らかで優しい雰囲気の踊りです。


木の打楽器「ラリ」の音とリズム、
フィジアンの人々の素朴で美しい歌声。

そして、ほとんどのメケショーではラストに、
ファウェルソング「イサレイ」を聴かせてくれます。


「イサ・レイ」は、フィジーの人たちが、
旅人との別れの際に必ず歌ってくれる歌です。 

個人的にも心に残っている、とても好きな曲、
感動的な曲です。
よかったら聴いてみてください。

 【イサ・レイ】