2010年5月23日日曜日

フィジーの絵本


こんにちは、BulaVinaka(ブラヴィナカ)です。

先日、スタッフブログ開設のお祝いに・・と、
温かい贈り物を頂いてしまいました。
スタッフ一同、まだまだつたないブログ・・と恐縮しつつ
お気持ちが嬉しくて、感謝の気持ちで一杯です!

おめでとう!と、声を掛けてくださったのは、
お客様でもあり、
そして大先輩の友人でもある、
いつも大変お世話になっている絵本作家の先生です。

年に一度、ご友人の皆さんと一緒にフィジー旅行へ。
もう10年程、毎年フィジーを訪れて下さっています。

今回お祝いにと頂いたのは、ポストカードになった作品集。

日本の民話や草花など、季節感のある絵が、
優しいタッチと色使いで描かれて、本当に魅力的なものばかりです。

その中に何枚か、
フィジーが描かれているポストカードがありました。


フィジーに暮らしている少年が
生き生き、キラキラ。

何度見ても、色使いや躍動感に心惹かれます。


絵本作家の川上越子さんの著書の中には
フィジーの温かい物語が描かれている作品が何冊かあります。

「ディロの樹の下で」

「みなみのしまのあさ」

どちらもフィジーが舞台の物語です。




「ディロの樹の下で」には、
実在した伝説のフィジアンのダイバー・アピが登場しています。

ママヌサ諸島のタブア島(マナ島の隣)に生まれたアピは、
1970年代フィジアンとして初めてのダイビングプロフェッショナルに。

マナ島のダイビングサービスで働くアピが海に潜ると、
一匹のサメが近づくようになり、
やがて、アピの手から魚を食べるようになりました。

何十年もの月日を重ね、その話が有名になり、
世界中からアピとサメに会いに、ダイバーが訪れるようになりました。

絵本の中には、今は亡き伝説のダイバー・アピのメッセージが
優しく描かれています。


そうそう、、
アピはいつも、こんな風に水を浴びてました!

優しい笑顔で「こんにちは、ございまーす!」と、
日本人のお客様に声をかけまくって。


絵本には、マナ島も優しい色合いで描かれ、
モノを持たない心の豊かさが、じんわりと伝わってくる物語です。

大人になって読んでも、
シンプルで大切なことに目が覚めるようでした。

■  ■  ■  ■  ■

まだまだ、、下手なブログですが、
お祝いして下さる方々のお気持ちにも恥じないよう、
これからも南太平洋の魅力を、
皆様へお伝えしていきたいと思います。

ありがとうございました。